こんにちは、ワビタンです。
頭の中にあるアイデアを、形にして世の中に届けるまでには、7つの段階があると考えています。2年ほど前、「それぞれの段階で、人の力とAIの力をどう組み合わせるか」をまとめたことがありました。今日はそれを、いまのAIの状況に合わせて見直してみます。
当時、この7つの段階を動画にもまとめました。
1. 体験する:五感でアイデアの種を見つける
アイデアを形にする旅は、体験から始まります。ここが、いちばん大切なところです。
あるお客さまと、このワークをしたときのことです。最初は「うーん、特に何も…」という様子でしたが、付箋にどんどん書き出してもらううちに、その人の中から宝物のような経験が次々に出てきました。
この段階の主役は、人の感覚です。AIに「こんな体験をしたけど、何かのアイデアになるかな?」と聞いてみるのは、あくまで補助です。
2. アイデアを考える:AIが広げ、人が選ぶ
体験から得たヒントをもとに、アイデアを考えます。AIに関連するキーワードや切り口を出してもらうと、思いもよらない方向が見えてきます。でも、最後にどれを選ぶかは、やっぱり人の直感です。心がワクワクするのはどれか。それで選びます。
3. 調べる:集めるのはAI、選ぶのは人
アイデアが決まったら、情報を集めます。ここはAIの力が本当に頼もしいところです。検索に強いAIを使えば、関連する最新の情報をすばやく集められます。
ただし、集まった情報の中から、本当に自分のアイデアに役立つものを選ぶのは人の仕事です。
4. つないで考える:思いがけない組み合わせを見つける
集めた情報をつなぎ合わせて、新しい世界をつくる。ここがいちばん面白い段階です。「これらの情報をつなげると、どんな可能性がある?」とAIに聞くと、人では思いつかない組み合わせを出してくれることがあります。その中に、意味を見つけるのが人です。
5. まとめる:本当にやりたいことを決める
新しい可能性が見えてきたら、まとめます。「これは、本当に自分がワクワクすること?」「世の中の役に立つこと?」と自分に問いかけながら、形にするものを決めます。AIに「このアイデアの強みと改善点は?」と客観的に見てもらうのも役に立ちます。
6. 発表する:心に響かせるのは人
いよいよ、アイデアを世に出すときです。発表の構成や、想定される質問の準備はAIが手伝ってくれます。でも、聞く人の心に響く話し方は、やっぱり人にしかできません。
7. 集客する:分析はAI、自分らしさの判断は人
最後は、届けたい人に届けることです。ターゲットの分析や、発信の計画づくりは、AIの得意分野です。そのうえで、「これは自分のやりたいことと合っているか」を判断するのは人です。
この記事の内容を、自社で確かめるなら
ザ・ゴール式 AI活用5ステップ 早見表
AIを本格的に入れるのは「4番目」。効果が出る会社が守っている5つの順番を、1枚にまとめました。
友だち追加後、トークでゴールと送ると届きます
2年たって、どこが変わったか
ここからは、いまの話です。
この7つの段階を最初にまとめてから、AIはぐっと進化しました。調べる、つないで考える、発表の準備、集客の分析。こうした段階は、いまやAIがかなりの部分を引き受けてくれます。

ところが、ここで面白いことが起きます。AIがあちこちの段階を速くしてくれるほど、「5. まとめる・決める」のところで仕事が止まるようになるんです。案はたくさん出る。資料もすぐできる。なのに、何を形にするかが決まらない。
TOCでいえば、制約が「決める」に移ったということ。AIの時代に、人がいちばん時間を使うべきなのは、ここなのだと思います。
AI時代に、人が大事にしたい2つのこと
- 体験すること。アイデアの種は、人の体験の中にしかありません。AIが速くなった分、人は外に出て、感じる時間を増やせます
- 決めること。AIが出した案の中から「これをやる」と決めるのは人の仕事です。決める基準(何にワクワクするか、誰の役に立ちたいか)を、先に言葉にしておくと迷いが減ります
人の感性と、AIの力。そして何より、あなたのワクワクする気持ちが、アイデアを形にする原動力です。
アイデアはあるのに、なかなか形にならない。そんなときは、オンラインで30分の無料相談で、どこで止まっているかを一緒に見つけましょう。


