親方チャットができあがって、決まりが増えていった
ハーネス環境のトップに、親方のチャットを置きました。
作業は、そこからそれぞれのプロジェクトに渡していく。
そんな形のものが、ひとまず出来上がりました。
すると、それぞれのプロジェクトの中で、確認をするスレッドがその都度できあがります。
作業をするスレッドと、確認をするスレッドは、別の能力でやらせる。
そんな決まりも、いつの間にか出来上がっていました。
AIの親方チャットは、そうしたことをいろいろ考えながら、それぞれのエージェントときめ細かくやり取りして進めてくれます。

気がつくと、やり方を理解しないまま先に進んでいた
ただ、このやり取りには、人間のやる仕事も生まれます。
私がスクリーンショットを撮って、送るんです。
そうこうしているうちに、やり方を理解しないまま、どんどん先に進んでいく私がいました。
分からなくなったら、また親方チャットに聞く。
親方は、丁寧に伝えてくれます。
出来上がってから、人間が文句を言い始める
出来上がった段階を見せてもらって、はじめて人間の私が触り始めます。
そして「ここがダメ」「あれがダメ」と文句を言うんです。
親方チャットのAIたちも、その下のサブエージェントも、それに合わせて必死に直してくれます。
そして、また出来上がる。
そうやっているうちに、昨日言っていたことが、今日は変わっている。
人間の所作ですよね。
「これやっていいですか?」に、気軽に「はい」と答えてしまう
それぞれのエージェントが、「これはしなくていいんですか?」「これやっていいですか?」と聞いてきます。
それに、つい気軽に「はい」と答えてしまう。
すると、その上の親方チャットから、こんな言葉が返ってきます。
「それはしない方が良かったですよ」
「やる前に、私に聞いてください」
優秀な部下がよく言うセリフです。
それが、人間の親方である私に突きつけられるんです。
そして最終的に、なんとなく分かったふりをして、
「もう先に進めていいよ」
「お前たちの勝手にやってもらっていいよ」
と、投げやりになります。
見えてきたのは、ダメダメ社長の下の部下たち
これは、ダメダメ社長の下にいる部下たちの苦労そのものです。
その図が、くっきり見えてきました。
私は組織のコンサルなどで、「社長のあり方、リーダーのあり方、ボトムアップは大切だよ」とお伝えして進めています。
それなのに、一人法人の、人間の社長が自分一人という環境になると、ダメダメ社長の典型的なやり方になってしまっているんです。

TOCで見ると、ボトルネックは親方の側にあるのかもしれない
ここで、TOCの見方を1つ入れておきます。
TOCでは、ボトルネックを解消すると、詰まりは次の場所に移ると考えます。
作業を進める部分は、AIの親方とエージェントが、きめ細かく動かしてくれています。
その一方で、スクリーンショットを撮る、「ここがダメ」と言う、「はい」と答える、投げやりになる。
こうした場面は、人間の私のところで起きていました。
だとすると、詰まりは、社長である私のところに集まっていたのかもしれません。

動画でも解説しています
このブログの内容を、ワビタン(我孫子)が3分半の動画で読み解いています。
あなたは、部下の「これやっていいですか?」に、どう答えていますか?


